経済不安で大幅安
15日のアメリカ市場は、再び大幅安となりました。
ダウ平均の終値は、173ドル安の16,141ドルとなりましたが
一時は、460ドルも下落する場面がありました。
世界経済、アメリカ経済に対する先行き不安が強くなっており
この日発表された、アメリカの経済指標が弱い内容だったため
悲観的な動きが台頭しました。
企業決算もやや陰を落としており
バンカメは第3四半期が赤字転落し、株価も大幅下落となっていますし
増収増益だったインテルも、株価としては下落しています。
経済指標では、アメリカ小売売上高が前月比減少となり
製造業景況指数は、6ヶ月ぶりの低水準となりました。
色々な見方はあると思いますが
確かに経済指標が落ち込んだのはありますが
株価がここまで下げる要因とは思えません。
結局は、ここ最近相場が崩れており、ボラティリティが高い相場の中で
不安定な動きを加速したに過ぎないと思っています。
急落相場に良くありがちな動きで、特にサプライズはありません。
引き続き、相場の動きは不安定ですので、警戒ムードです。