黒田総裁発言で株価下落
17日の日本市場は、大幅下落となりました。
日経平均株価の終値は、205円安の14,532円と
さらに下落が進んでいます。
アメリカ市場は、引けにかけてやや戻した感じはありますが
日本市場は、なかなか戻りの雰囲気が出てきません。
今日は、黒田総裁の発言で下落したところもあるのですが
消費税増税見送りによって、財政への信頼が失われると
日銀としては対応が困難になるという発言が伝わると
消費税増税への流れが予定通り行われるという見方があり、下落しました。
まあ、日銀総裁としては、適切なコメントだと思いますが
いくらがんばったところで、国債への信頼が失われたら
何もコントロールできなくなってしまいますからね。
相場の下落がかなり早く、まだ収まる気配がありません。
セリングクライマックスでもあれば分かりやすいのですが
ズルズルとした下げが続いています。
来週もボラが大きい相場は、覚悟しておいた方がいいでしょうね。