黒田総裁発言受け 先物主導売り
28日の日本市場は、反落となりました。
日経平均株価の終値は、58円安の15,329円となっています。
アメリカ市場はやや上昇したものの
今晩から開催されるFOMCを控えて、様子見姿勢が強まりました。
方向性が掴みにくい相場になっているため
一旦手放して様子を見たいという向きから
出来高が少ないながらも、売りの方が強く出ています。
黒田総裁が、消費税増税を見送った場合の
国際社会からの信任について懸念を改めて示し
また物価上昇2%の達成時期について、正確な時期の見極めは難しいと
発言したことからも、先物主導で売られた感じがあります。
アメリカ市場の戻りに比べて
日本市場の戻りは、やや鈍い感じがします。
為替相場も落ち着いて来ているのですが、一時期の水準まで戻らず
ジタバタしている印象を受けます。
日本では、閣僚の辞任が相次いでいることもあって
政策に対する懸念がくずぶっていることも影響していそうです。