難しいファンダメンタル投資
株式投資の王道と言えば、企業業績を見て
伸びると思う企業に対して投資をして、キャピタルゲインを得る。
これが本来の株式投資の姿です。
IPO前から投資したり、長期間企業の行方を見守るようなことがあれば
より一層、企業に対する思い入れは強くなるでしょう。
日本が右肩上がりの成長をしている高度成長期は
王道の株式投資の手法で良かったのかもしれませんが
今の日本経済は、なかなか同じような手法が通じません。
特にアベノミクスが始まってから
日本経済は、激動の波に飲み込まれています。
・為替変動を受けて、業績を上方修正・下方修正する企業
・スマホアプリで、一発大きくあてる企業
・外部要因で、突然の業績不振になる企業
ここ最近の例で挙げると
・トヨタの営業利益 2兆円
・ミクシィのスマホアプリのヒット
・ソニーの赤字転落
・任天堂の業績不振
・タカタのエアバッグ問題
など
ちょっとした事で、大きく企業業績が動くことが増えています。
業績見通しが出せないという企業も
ここ最近、見かけるようになりました。
企業のファンダメンタルを見て投資するのは
今の時代、かなり難しくなってきています。
予想が当たれば、一攫千金を狙えるような事が増えて
もはや、ファンダメンタルというよりは、ギャンブルに近い感じで
投資というよりは、投機に傾きつつあります。
アベノミクスも、この先どうなるか分かりませんので
経済予測をした上での投資というのは
いかに難しいかというのが分かるでしょう。
経済予想をしなくても、投資できる方法というのが
今の時代には求められています。
サヤ取り投資は、どんなときも経済に対して中立で
株価の動きだけを要素として投資手法です。
相場の荒波の中で、安定した波を探すのであれば
やっぱりサヤ取り投資が、今の環境では最適だと思います。
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