雇用統計 大幅改善
5日のアメリカ市場が、既に終わっています。
5日のダウ平均の終値は、58ドル高の17,958ドルとなり
18,000ドルには届かなかったものの、高くなっています。
この日、雇用統計の発表が朝方にありました。
非農業部門の雇用者数が
32万人増と市場予想の23万人を大幅に上回り
失業率は5.8%と横ばい。
時間当たりの賃金も伸びていることが確認され
アメリカ雇用状況は、非常に良い状況が続いています。
こうなると意識されるのが利上げの時期ですが
今回非常に良い数字が出たことで
利上げのタイミングが前倒しになるのではないか?
という見方が増えて来ています。
もともとは、来年夏くらいというのが大方の予想でしたが
予想以上に強い経済を受けて、インフレコントロールのため
来年春くらいには、利上げに踏み切る必要があるのでは?
と見られています。
雇用統計の数字を受けて
早期利上げを睨んだドル買いが加速。
昨晩は、既に1ドル121ドルにまで達しています。
本当にどこまで為替が動いていくのやら。
欧州圏では、S&Pがイタリアの国債を引き下げ。
「BBB」から「BBBマイナス」へと
格付けを引き下げています。