ETF買い期待で買い戻し
13日の日本市場は、反落となりました。
日経平均株価の終値は、110円安の17,187円となりました。
アメリカ市場の下落、原油安、円高の様々な要因から
寄り付きから大きく売られる展開で、一時は360円安。
今日は、大幅安の展開かと思いきや、かなり戻りました。
終値では、17,000ドルを維持しており、びっくりです。
為替相場は、1ドル118円台で平均的に推移し
先週から比べて、かなり円高への動きを強めていますが
今日、これだけ買い戻しがあったのは
日銀のETF買いなどの期待があるからでしょう。
ETF買いは、株式市場にはかなりインパクトがあり
毎日少しずつ買っていることで、効果が長持ちします。
日銀の金融緩和施策の中で、もっとも影響が大きく
国債買い入れ枠の増加よりも、長期的な効果が出ています。
今週から、アメリカ・日本でも決算発表が始まりますが
為替の急激な動きなどもあり、企業業績にも変化があっても
不思議ではないので、数字には注目したいと思います。