ギリシャ選挙 反緊縮派過半数勢い
先週末23日のアメリカ市場は、下落となりました。
ダウ平均の終値は、141ドル安の17,672ドルとなり
5日ぶりに下落となりました。
ECBの金融緩和で大きく上昇していたアメリカ相場ですが
ギリシャの選挙を控えて、一旦売りが優勢となりました。
選挙は、反緊縮の左派が優勢と見られていたため
ギリシャの経済が、再び世界経済へ悪影響を及ぼすと
調整のムードとなりました。
そのギリシャの選挙ですが
反緊縮派の急進左派連合が、ほぼ単独過半数となり
最終的な結果が待たれるところです。
仮に単独過半数となると、与党だけで決められる事になり
ギリシャがユーロ離脱するという可能性が
前以上に高まったと言えるのではないかと思います。
27日からは、FOMCの開催が予定されており
ECB理事会、ギリシャ選挙の後で
FOMCで何か変化が出てくるのかが注目されます。