任天堂 業績下方修正
28日の日本市場は、続伸となりました。
日経平均株価の終値は、27円高の17,795円となりました。
アップルの好決算を背景に
今晩のアメリカ市場の動きに期待がかかり、相場を支えました。
寄り付きは、円安への動きから戻りが見られたことから
売りが先行して、一時は150円くらいの下落となりました。
ただ、日銀によるETF買入期待などがあって
底堅い推移をしており、下値は限定的となりました。
日銀の発表によると、今日は341億円のETF買いが入っています。
原油が安値を付けてきていることもあり
航空系や海運セクターが上昇しており
原油安の恩恵を受けるところが、しっかりと伸びてきています。
あとは、個別決算の動きが出ているところは
株価にもしっかりと反映されてきています。
今日も決算が色々出ていますが、任天堂を取り上げてみます。
連結の営業損益を200億円の黒字へと下方修正し
通期売上は、5900億円から5500億円へと引き下げています。
一時の赤字転落からすると、だいぶ良くはなっていますが
円安を背景にしても業績が伸びてきておらず
苦戦しているという印象です。
状況的には、ライバルのソニーのプレイステーション4が好調で
任天堂は大きく水をあけられている状況ですので
今後も厳しい状況が続きそうです。