白でも黒でもない投資
株式投資をやっていれば、必ず目にするのが材料です。
毎日、どこかの会社がリリースを出しています。
決算は、どこの会社も当然出しますし
新製品を発表することがあったり
M&Aを発表するようなことがあったり
ネガティブな材料として、情報漏洩の事件や
災害による損害を受けたなど、日々色々なことが起こります。
株価は、こうした材料に反応して動くわけです。
では、株価の先行きが読めるかというと不可能です。
これらの材料が事前に察知できるのであれば
株価の先行きも読めるというものですが
会社が発表する突然のM&Aや、突然起こる事件など
突発的な事が日常茶飯事に起こるために
予測することは、不可能なわけです。
つまりは、株価の先行きを読んでトレードするのは
現時的に不可能と言い換えていいです。
ここまでは、分かっていただけるのではないかと思います。
ここで大事なのは「不可能」という言葉の意味です。
「不可能」という言葉を、どのように感じたでしょうか?
私の中では、100%先読みをすることは不可能という意味で
言葉を使っています。
私の感覚では、60%くらいであれば先読みは可能で
40%くらいは、予想に反するというところでしょうか。
サヤ取りでも、普通だと、だいたいそのくらいだと思います。
株式相場で大切なことは、1か0かだけで考えるのではなく
全てを確率で考えることです。
相場で、1か0かの答えを求めようとすると
必ずおかしな方向に進みます。
このパターンの思考から抜けられないと
株で利益を出すのは難しいと思います。
・全勝しないと気が済まない
・絶対に損切りはしたくない
何かしらの完璧を求めようとすると
投資では上手くいきません。
「完璧を求めようと思ってない」
と表面上思ったとしても、実は心の中では儲けたいとう心理があるため
「儲けたい=絶対に損したくない」
という気持ちが、どこかに出てくるものです。
ここを乗り越えるのは、少し大きな壁があるのですが
がんばって、乗り越えて行く必要があるポイントです。
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