確率論で考える 日経平均10連騰
日経平均株価が10連騰の記録となりました。
実に、27年ぶりの記録になるそうです。
アベノミクスで連続上昇の場面が何度がありましたが
これまでは9連騰止まり。
まさか、今の上昇が10連騰の記録になるとは
思ってもいませんでしたが、歴史的な強い相場です。
27年ぶりという言葉からも
相場の強さが計り知れるのではないかと思います。
今日は、10連騰27年ぶりというところを
数字で分析をしてみたいと思います。
10連騰と聞くと、すごい強さのように感じますが
相場では、こういう事は起こりえます。
これは個人の売買でも同じ。
10連勝するときもあれば、10連敗する事もあり得ます。
確率として考えればゼロではなくて
可能性として、あり得るということなのです。
まず、10連騰する確率ですが、2の10乗で、1024。
つまり、1024分1の確率で起こります。
計算してみると、0.097%の確率ということになります。
このくらいの確率で起こりうるのは
避けられないというか、当たり前に起こる事実です。
また、年間の相場がある日を年250日とすると
1024という数字は、約4年という歳月になります。
4年に1回くらいは、10連騰があってもおかしくない。
こういう見方をすることもできるわけです。
27年ぶりという数字になったということは
確率的に考えれば、本当はもうちょっと10連騰があっても良いのでは?
という数字であるという分析ができます。
もっとも、株の場合は、サイコロのような不連続のデータではなく
連続したデータで、トレンドというのがありますので
純粋にシンプルな確率論だけで、言える訳ではありません。
相場でも、27年ぶりに10連騰したように
あなたのトレードでも、27年ぶりに10連勝したり
10連敗したりする可能性があるということを
想定しておくことが大事なのです。
特に負け側の要素。
10連敗しても、まだトレードを続けられるのか?
というのを考えておく事が最も重要です。
連敗することは避けられないので
起こりうる事象として、今日の相場から学んでおきましょう。
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