黒田総裁 円安発言を訂正
16日の日本市場は、続落となりました。
日経平均株価の終値は、129円安の20,257円となりました。
アメリカ市場の下落を受けて、一時は150円の下落となりましたが
20,000円近くまでも下げる様子はなく、下げ幅は限定的でした。
ギリシャの債務不履行が意識される中で
日本市場にも、やや警戒感が出てきているのは確かです。
前場には、黒田日銀総裁が参議院財政金融委員会に出席し
先週の円安けん制の発言を修正しており
「円安にはならない」という発言を訂正しました。
先週は、黒田総裁の発言で、為替のムードが変わり
一気に2円近く円高が進行する形となりますが
意図するところではなかったようです。
投資コラムでも取り上げた、トヨタの種類株が
市場の話題にもなっていますが、あまり市場の評価としては
プラスには評価されていないようです。