節税はするな

「節税」は考えない方がいいと私は思います。
　
どちらかというと、税金を気にするがために
ブレーキを掛けてしまう思考になりがちです。
　
　
例えば、年収が100万円であれば、所得税はかかりません。
　
「年収が増えると、税金が増えるから、このままで良い」
　
という思考になってしまうと
向上する意欲がなくなってしまいますし
資産を増やそうという意志が弱くなってしまいます。
　
　
　
昨日、日本から来たお客様と話をしていたのは
不動産における、ローンの金利分についてです。
　
ローンの金利については、経費として処理ができるので
税制的には、利益を圧縮する効果があります。
　
ただ、結果としては、多くの金利を払っているからであって
節税でメリットがあったとしても、良いことはありません。
　
「金利の安いローンにすると、経費が減って税金が増える」
　
という誤った思考になってしまいます。
　
　
　
個人所得の最高税率にまで行ってしまった人は
節税について考えてみる必要があると思いますが
そうでなければ、まずは最高税率目指して
ひたすら利益を挙げることを考えた方がいいと思います。
　
　
お金儲けすることを阻害するメンタルブロックとして
　
・人から、金の亡者とみられるのが嫌だ
・税金が増えるのが嫌だ
　
というのは、良くある2つの心理です。
　
　
税金は少ないに越したことはありませんが
収入に見合った税金を納めるように
社会の仕組みが出来ています。
　
必要以上に、節税を意識しないことが大切だと思います。
　
儲けて、素直に納税しましょう！
それでいいじゃないですか。

2015年2月13日

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