安倍首相と黒田総裁の密談
26日の日本市場は、反発となりました。
日経平均株価の終値は、308円高の17,880円となりました。
ナイトセッションでは、17,000円に迫る勢いで下落しており
大台割れもあるか?という勢いだったのですが
かなり相場は戻しており、1日のレンジ(先物)は、大きくなっています。
今日は、9月中間期末配当取りとなりまして
それもあって、現物の買いが膨らんだことも影響しているようです。
最大の注目ポイントは、安倍首相と黒田総裁の会談が行われ
追加緩和への期待が持たれています。
GDP 600兆円を目指すことを正式に表明。
金融施策については、特に触れることはなく
むしろ、金融施策は既に一定の役割を果たしているとの認識でした。
ただ、黒田総裁との会談が行われる事で
何か次に向けての施策があるのではないか?との思惑が出ています。
朝方発表になった、消費者物価指数については
コアCPIは、0.1%のマイナスとなり、2年4ヶ月ぶりのマイナスとなりました。
ただ、エネルギーを除く指標では、0.8%のプラスとなっており
明らかに原油相場の下落が、消費価格の押し下げに響いている事になります。
アベノミクスが狙う、2%の物価目標には遠いですが
エネルギーを除けば、物価は上昇してきているというのは
数字からも読み取ることはできます。