土地と建物のサヤ
東京で、税理士先生との打ち合わせがありました。
いつも色々な事例を教えてもらって
非常に参考になることが多い、実りのある打ち合わせです。
今日は、そんな話の中からコラムにしたいと思います。
投資で成功している人は、圧倒的に不動産が多いです。
税理士先生は、色々なパターンの決算や節税などを
アドバイスする立場にあるわけですが
圧倒的に、不動産に絡んで資産を作った人が多いようです。
日本の不動産は、今は流動性が割と高めのこともあって
今でも不動産取引は活発なようです。
さて、聞いた話の中で、私の中ではあまりイメージしてなかった
不動産投資のパターンをやっている人の話を聞きました。
ある意味、上手いサヤだなぁというスキームです。
不動産は、土地+建物からなります。
土地は、減価償却されずに、割と資産価値を保ちます。
一方で、建物は古くなっていくので、価値が時間と共に落ちていきます。
この中で面白いサヤが生まれてきます。
ある方がやれらている投資手法ですが
土地の上に、できるだけ数戸程度の物件があるものを探して
物件を少しずつ買収していくそうです。
一般に不動産価格は、土地+建物ですが、マンションのように
土地を共有している場合は、持ち分に応じての比率がありますが
実際には、何分の1かの所有権を持っていたとしても
土地としての価値は、あまり意味がないことが多いので
ほとんどは建物だけで評価されます。
例えば、1億円の土地にマンションがあったとして
そのマンションは、6戸の部屋があったとします。
このときに、1戸あたり1000万円で売っている物件があれば
買収価格は全部で6000万円になりますが
全て買収後に、建物を壊すと1億円の価値になります。
全部買収する必要はありますが、個を集めることで
大きな意味に化ける投資になる可能性があります。
上手くやれば、4000万円のサヤが抜けるわけです。
不動産投資は、金額も大きいこともあって
資産形成には欠かせない資産になるのは間違いないですね。
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