サヤ取り応用編(株数調整)
しばらく、サヤ取り関連のネタで
サヤ取りの応用編を取り上げみたいと思います。
今回は「株数調整」という応用編です。
私の推奨しているサヤ取りのやり方は
売りと買いの売買金額を、できるだけ揃えるやり方です。
それぞれ株価も違いますし、最小売買単位も違うので
売りと買いでぴったりと同じ金額になることはありません。
よって、多少の誤差はどうしても出てしまうのですが
おおよその目処として、10%以内に売買金額の誤差になるように
売り買いを調整することを推奨しています。
基本的なサヤ取りのポジションの組み方です。
応用の方法として、意図的に株数を調整する方法があります。
全ての応用編については、サヤ取りと呼んで良いか分かりませんが
リスク度合いを多少高めて、リターンを大きくするものがほとんどです。
サヤ取りは、利益幅が小さい(逆に言うと損しにくい)のが特徴で
ただ、人によっては、もうちょっと大きく利益を狙いたい
という人もいるのではないかと思います。
株数調整の方法としては、「サヤ うねり取り」などとも言われますが
相場の流れを呼んで、売り買いの金額を調整します。
例えば、これから相場が上昇すると思うのであれば
売りも入れますが、買いポジションの金額の方を
やや多めに積んでおくということをします。
実際、相場が上昇して含み益が出たら
今度は売りポジションの方を大きくして反落に備えます。
もしくは、買いポジションの一部を決済して利益確定し
売り側の金額が多くなるように調整をします。
株数を調整する「サヤ うねり取り」は
常に売りと買いのポジションを持って売買をしますが
微妙に売りと買いのバランスを調整することで
相場の流れを読んで取引する手法です。
実際、読みが外れたとしても、ヘッジポジションがあるので
大きく損するということは、避けられると思います。
相場観のある人には、リスクヘッジしながら利益が狙える
オススメの応用編と言えます。
王道のサヤ取りは、売りと買いを揃えてしまうので
相場がどっちに動こうが、全く関係ありません。
しかし、サヤうねり取りになると、多少相場の影響を受けます。
相場の影響の受け具合も、自由にコントロール可能です。
例えば、ボラティリティの高い相場だったら
売り買い金額をできるだけ備えて
相場変動リスクに備えるというのも、ひとつの方法です。
サヤ取りの応用編は、あくまで応用ですので
慣れないうちにやってしまうと、相場の変動を下手に受けて
失敗してしまう可能性があります。
とにかく、ヘッジという手法を身につけておくと
色々と応用が利くとうことで、まずは王道のサヤ取りを
しっかりと身につけて、応用編もチャレンジしてみましょう。
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