雇用者数20万人が利上げの分かれ目
1日のアメリカ市場は、大幅反発として引けています。
ダウ平均の終値は、168ドル高の17,888ドルとなっています。
自動車販売の数字が好調となっており
フォードやGMが上昇して、自動車セクターが相場を牽引しました。
また、サイバーマンデーの結果が良かったと伝わり
アマゾンが2%高となっており、ネットの小売り関連が伸びています。
消費動向を見ていると、実店舗での買い物から
ネットを通じての買い物に、どんどんシフトしてきているようです。
これも時代の流れですね。
経済指標関連では、ISMの製造業景気指数が48.6となり
景気の分かれ目となる50を割り込んでいます。
3年ぶりの50割れの数字で、ちょっと気になる動きです。
今週末の雇用統計の数字が、利上げ判断に大きく影響します。
市場予想では、非農業部門の雇用者数が20万増を超えてくると
利上げは、ほぼ確定という見方をしているようです。
明日は、ECBの理事会で、債券買い入れ額の拡大予想。
1兆ユーロくらいになると見られています。
これから、楽しみなイベントが続きますね。