今年の大納会は?
今日は、短編コラム的な内容にしたいと尾茂ます。
今年も、いよいよ終わりが近づいてきました。
相場も残すところ、あと数日となっています。
1年の相場の終わりの日を、大納会。
1年の相場の始まりの日を、大発会と呼びます。
今年の大納会は、12月30日となります。
大晦日を除いて、ギリギリまで取引ができます。
大納会にも歴史がありまして
数年前までは、大納会は前場のみの半日取引でした。
しかし、2009年から東証のシステムが変わった事を受けて
大納会も通常通りの丸1日の取引に変更になっています。
何となく、私のイメージの中では
大納会は半日取引というイメージが残っていますが
それは過去の事となりました。
ちなみに、大納会は、株価が上昇しやすいというデータがあります。
どうしてかというと、12月25日が、年内受渡の最終売買日となります。
年末ということもあって、12月25日までの売買についてが
株式の損益を確定できる最終日になりますので
良く税金対策として、12月25日までに損を出しておいて
損益をコントロールする傾向があります。
つまり、12月25日くらいまでは
年末税金対策として、売りが出やすくなるのです。
そして、12月25日を通過すると、一気に売り圧力が弱まり
相対的に買いの方が強くなるという傾向があります。
今年の大納会は、上昇となるでしょうか?
こうした株式の需給バランスを考えて相場を見ると
また、もうちょっと面白くなると思います。
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