黒田バズーカ 相場乱高下
29日の日本市場は、大幅上昇となりました。
日経平均株価の終値は、476円高の17,518円となっています。
最終的には大幅高での引けとなりましたが
日銀のマイナス金利導入発表後、相場は上下に激しく動きました。
マイナス金利発表後は、ポジティブサプライズとして
一気に相場は上昇して、一時は600円近くの上昇。
しかし、その後はマイナス金利の悪影響の方が取り上げられ
一気に250円を超えるマイナスまで転落。
特に、銀行系がマイナスに転じ、大きく影響しました。
一方で、為替相場は円安に推移したことを受けて
円安での恩恵をうけられると、株価は再び上昇に舵を切りました。
マイナス金利の評価については、市場でも評価が分かれており
純粋に円安効果による株価上昇のみとみています。
ということもあって、来週の株価の動きについても
今後は為替の動きが大きく影響してくるはずです。
為替の円安傾向が継続しないとなると、悪影響の方が取り上げられてくるので
相場の重しとなってくる可能性があります。
週末に、マイナス金利に対する見解のニュースもたくさんでており
週が明けて、どのようにこの材料が消化されていくのか
今後の動きに期待がかかるところです。