年内の追加利上げを意識
2日のアメリカ市場は、続伸となりました。
ダウ平均の終値は、34ドル高の16,899ドルとなっています。
前日の大幅高からさらに続伸し、堅調な相場となりました。
エネルギー関連株と、金融株が買われており
相場の下落をリードしていた株が買い戻されており
市場のムードが良くなっています。
経済指標では、ADP全米雇用報告が発表になっており
市場予想を上回る雇用者数が確認されています。
ここ最近の経済指標は良いものが続いてきており
利上げのタイミングを見計らっている状態です。
マイナス金利とは真逆で、利上げすることで
一般に銀行収益にはプラスに働きますので
経済指標が良く、利上げの可能性が高まっていくほど
金融株がリードする相場になってきます。
原油相場は、1バレル35ドル台での推移となっており
かなり値動きも安定してきており、大きな波乱はなさそうです。
来週は、荒れやすい週になるのですが
今のところ世界経済も落ち着いてきており
あまりリスク要素が見つからなくなってきています。