雇用統計 予想以上に改善
既に4日の相場が終わっています。
4日のアメリカ市場は、続伸となりました。
ダウ平均の終値は、62ドル高の17,006ドルとなっています。
17,000ドルを超えて、回復してきました。
4日は、雇用統計の発表がありましたが
非農業部門の雇用者数が、市場予想の19万人を上回る24万人。
失業率は、4.9%を維持しています。
ただ、賃金水準については、やや下落となっており
見方が難しい結果となっています。
経済は上向きとみられていますが、物価上昇につながるところの
賃金上昇が停滞しているところが懸念材料です。
3月15日からFOMCが開催されますが、ここでの利上げはなさそうです。
原油相場も、雇用統計の安定した内容を受けて上昇。
北海ブレントは、4%の上昇となっています。
原油相場も、トレンドが上向きになってきています。
雇用統計を乗り切り、数字としては安定した結果になりました。
来週はSQ前の相場になるのですが、今月は珍しく波乱要素が少ないです。
むしろ、どこまで上振れの方向で動いていくのでしょうか。