為替連動の流れ 一時300円超下落
8日の日本市場は、続落となりました。
日経平均株価の終値は、128円安の16,783円となっています。
前場は、下値を模索する動きで、一時は300円以上の下落。
為替が1ドル112円台への円高へと推移したことを受けて
先物にも仕掛け的な動きが見られました。
その後、為替市場も戻り、113円台に戻ってくると
下げ幅を徐々に縮小しましたが、引けでは戻っています。
また、中国の貿易収支が発表になり、市場予想を下回り
中国市場も3%以上一時下落したこともあり、警戒感が出ました。
17,000円を回復して、売りが出やすい状況だったことで
一旦は適度な調整というところでしょう。
やはり、日本市場は為替連動の動きになっており
安定的な円安に向かっていかないと、ここからの一段高は厳しそうです。