雇用統計 予想上回る数字
31日のアメリカ市場は、小幅安となりました。
ダウ平均の終値は、31ドル安の17,685ドルとなりました。
3月の相場が終わったアメリカ市場になりますが
S&Pは年初から見ると若干上昇での終わりとなり
年初から大暴落の相場に見舞われた相場でしたが
3月が終わってみれば、まずまずの水準で終わっています。
木曜日恒例の新規失業保険申請件数は
予想に反して先週比で増加となりましたが、大きな増加ではなく
引き続き労働市場は堅調であると見られています。
そして、つい先程雇用統計が発表になっており
非農業部門の雇用者数は、21万5000人増と市場予想を若干上回っています。
また、失業率は5.0%と、先月の4.9%からは上昇していますが
労働参加率と平均賃金も上昇しており
雇用統計の数値としては、悪くない内容となっています。
継続的な利上げができる地合であることが確認できます。
雇用統計の結果を受けて、これからのアメリカ市場が
どんな動きをして、日本市場にどのように影響するのか。
雇用統計後の相場の動きに注目しています。