残留ムードで空売りの買い戻し
23日の日本市場は、反発となりました。
日経平均株価の終値は、172円高の16,238円となっています。
一時は200円を超す上昇となっています。
EU残留のムードが高まってきているため
買い戻しの動きが優勢となりました。
ただ、積極的な買いというわけではなく
空売りで仕掛けていた向きが、情勢が変わるにつれて
直前に買い戻しへの動きになったのが理由です。
売買代金は、今年2番目の低水準となっており
積極的に買われた訳ではないことを物語っています。
かなり相場は戻した印象もあり
仮に残留が決まったとしても、材料出尽くしになるのでは?
というくらい、織り込まれてきているような気がします。
今日の引け後に、シャープの東証2部への鞍替えが発表されています。
債務超過に陥ることが理由で
ちょうど株主総会もあったようですが、紛糾したようです。
これでシャープも一つの区切りとなりましたが
リストラのニュースもあったりするので
実体的には、これからが大変なところなのかもしれません。