英国国債 最上級から2段階引き下げ
アメリカ市場は、大幅続落となりました。
ダウ平均の終値は、260ドル安の17,140ドルとなっています。
先週末に600ドル下落しましたが、まだ下げたりなかったようで
リスク回避の流れが続いています。
ひとつのきっかけになったのが、S&Pによる英国国債の格付け引き下げです。
これまでトリプルAだった最上級の格付けを
2段階一気に引き下げて、AAとなっています。
最上級から、一気に2段階引き下げたのは、今回は初めてとのことです。
こうした動きから、徐々に顕著化するリスクを背景に
アメリカ市場は、もう一段の下落となりました。
ただ、世界のマーケットの動きを見ていても
そろそろ自律反発するところまで下げてきており
不安要素が拭えた訳ではありませんが、大きな下振れリスクも
徐々に消えてきている感じがしています。
英国ポンドの動きも落ち着いてきており
いったんは下げ止まったような動きを見せています。
為替をにらんだ動きになっていきそうです。