日銀のETF買い観測なし 相場に歪み
18日の日本市場は、反落となりました。
日経平均株価の終値は、259円安の16,486円となっています。
為替相場は、1ドル100円を再び割り込んできており
円高方向に進んだ為替を嫌気して、売りが広がりました。
引けにかけては、ETF買いへの期待感から下げ幅を縮小しましたが
それでも引けでは250円以上の大幅な下落になっています。
市場では、今日は日銀のETF買いが入っていないという観測が広がり
買い支えの力が弱かったとみられています。
為替市場の動きについては、政府もにらみをきかせており
投機的な動きがあれば対応をするとしており
急激な円高への動きを牽制しています。
口先介入は、これまでもずっとやっていきていますが
一定の効果はありますが、トレンドを変えるようなものではありません。
これまでも、ETF買いの期待感で上昇してきたところがあり
為替水準から考えると、株価も説明が難しい水準です。
金融施策のねじれが、色々なところに表れてきている感じがします。
ETFの買いがないだけで大幅安となると、相当ゆがんでますね。