相次ぐ自己株式買い
25日の日本市場は、続落となりました。
日経平均株価の終値は、41円安の16,555円となっています。
アメリカ相場が下落したことから
寄りつきから売りが先行する展開となりました。
原油相場や金相場が下落したため
商品関連の市場が下落したことも、相場の重しとなっています。
後場には、一時プラスに転じる場面もありましたが
買いは長くは続かずに、最終的にはマイナスに。
出来高も低水準で、方向感のない展開には変わりありません。
日本市場でも、26日のイエレン議長の講演待ちの姿勢で
利上げの方向性を見極めるまでは動けないという感じです。
個別銘柄では、リクルートが大幅下落に。
株式の売り出しと、自己株取得を同時に発表しましたが
需給悪化の懸念が優勢となり、下落しています。
今日は引け後に、なぜか自己株買いの発表が多く
小林製薬、カプコン、花王を発表しています。
こういう動きのないときに、資本の動きが出てきます。