株相続の見直し
今日のニュースで、株の相続について
見直しをするという記事が出ています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160829-00000005-fsi-bus_all
相続税の計算をするときに、亡くなった人が株を持っていた場合
時価の100%で相続税の評価がされるのが現在の仕組みです。
相続税を安く抑えるために有名なのは
現金や株を不動産に変えて持つというのが有名です。
不動産の場合は、公示地価の80%くらいで評価され
公示地価というのは、実際の価格よりも安く事が多く
トータルで見ると、約50%くらいの評価になるかと思います。
つまり、現金や株で持っていた物を
不動産として相続することで、相続税を押さえられます。
ましてや、土地などの減価償却のない資産であれば
資産価値もあまり大きく変わりませんので
現金や株で相続するよりは、何倍もマシです。
でも、そんなのじゃ、長期に株を持ってもらえないということで
株式の評価額を時価の90%くらいまで下げようという動きがあります。
まあ、90%になったところで、不動産主体で相続を考えている人には
あまり代替案としては意味を持ちませんが
それでも、評価額が下がるのは大歓迎です。
ちなみに、マレーシアには相続税がありません。
このように書くと、大きな誤解を生むので補足しておくと
・親子とも、海外で5年以上住んでいる
・対象となる資産は、日本国外の資産のみが対象
となっていますので、そう簡単にクリアできるわけではないです。
相続対策として、マレーシアの土地なんかを買っておきながら
親子で海外で生活するくらいのやり方でないと
(しかも、海外に住んで5年以上経過しないと死ねない・・・)
相続税を逃れる方法というのはありません。
私は、親子でマレーシアに住んで、もうすぐ5年になりますので
そろそろハードルもクリアですかね(笑)
日本の税制は、子供にあまり資産を残せない仕組みになっているので
あまりたくさんの資産を残しても、最後税金で持って行かれるだけで
非常にもったいないケースもあります。
せっかくなので、生きているうちにお金は使って
楽しい人生を送りたいものだと思いますね。
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