日本での金融商品紹介の規制

うちのスタッフと、金融商品についての打ち合わせをしていました。
　
日本は、非常に金融商品の法律にはうるさい国で
好き勝手に投資商品を案内してしまうと
法律違反として逮捕されてしまいます。
　
しっかりと、金融商品取引法について勉強しないと
金融の世界は危なっかしいです。
　
　
メルマガの普通の記事ではあまり問題はありませんが
商品の紹介となると、メルマガではご紹介ができません。
　
　
　
最低条件として、日本で金融商品を紹介する会社は
金融庁に「金融商品取引業」として登録しておかないといけません。
　
　
金融商品取引業を取得するためには
会社としてのコンプライアンス順守などが求められるので
誰も気軽に取れるというものではありませんん。
　
「金融商品取引業」を持っていない業者は
日本では金融商品の登録が一切できません。
　
　
日本で、投資商品を紹介するようなセミナーというのは
金融商品取引業者以外はできないのです。
　
　
もし、日本国内で投資商品を紹介するような会社があれば
ちゃんと金融商品取引業者なのかどうか、確認してみてください。
　
ここのところで、大抵のところはフィルタできると思います。
　
　
ちゃんとしているところであれば
このくらいの事は常識ですので、詐欺のような被害に遭うこともないでしょう。
　
　
　
その上で、さらに保険業の事も影響してきます。
　
仮に金融商品取引業の登録があったとしても
保険の性質を持つ商品というのは、日本に登録されている商品でないと
紹介ができないことになっています。
　
日本に住む人は、日本で認可されている保険にしか
入っていけないことになっています。
　
　
非常にややこしいですね。
　
　
日本においては、そう簡単に投資案件が転がっている訳ではなく
多くの人に目に触れるようなものは、怪しい場合があります。
　
　
日本の法律は厳しいところもありますが
投資家を保護するために作られている法律でもありますので
詐欺被害などにあわないように、最低限の知識は持っておきましょう。

2016年8月31日

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