値段だけでは測れないサヤ
マレーシアでのイベントの体験から
今日の投資コラムを取り上げてみたいと思います。
マレーシアの旅行博では、WiFiのレンタル事業の
イベントを開催しているのですが
もともと、このビジネスというのは、まさにサヤ取りのビジネス。
大抵の商売の考え方の原則はサヤ取りですが
安く仕入れて、高く売ったサヤが利益になるという
非常に単純な構造です。
株式投資の場合では、非常に単純で
安く株を買って、高く売れば利益が出るという
足し算、引き算だけの世界で物事が成立します。
株式の世界は単純で良いのですが
ビジネスにおいては、そんな単純な式では成り立ちません。
何より、価格をコントロールすることができるというのが
ビジネスでのサヤ取りの仕組みを考える醍醐味です。
例えば、100円で仕入れた商品があるとします。
これを150円で売ることもできれば、200円で売ることもできます。
150円で売れば、50円のサヤが。
200円で売れば、100円のサヤが抜けるわけです。
できれば、200円で売りたい訳ですが
競合が150円で売っていたりすると
なかなか200円で売るというのは難しくなってきます。
そこで、一工夫ができるのがビジネスの良いところ。
高級ブランドなどが良い例ですが
ものすごい値段の価格で販売することができます。
利益率も当然高いです。
それでも、買ってくれる人がいるから成立します。
ビジネスの場合は、サヤの大きさは
自分から決めることが出来て、利益のコントロールも自由です。
それを決める要素は様々で
・ブランド力
・商品の品質
・サポート
など
様々な要素で決まってきます。
サヤをできるだけ最大化するように
商品の内容を工夫するところにあります。
株式の世界だけだと、単に数字しか見ませんが
実際の世界では、数字以外にも、ブランドや品質など
数字以外の要素を知らないと測れないところがあります。
サヤ取りも、色々なところに考えは適用できますが
実際のサヤの取り方を考えると、なかなか奥が深いです。
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