FOMCメンバーによる金利引き上げ発言 相場下落
市況状況が見やすくなるように、少しフォーマット変更です。
10月4日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 18,168ドル(▲85ドル)
・S&P500 2,150ポイント(▲10ポイント)
・ナスダック 5,289ポイント(▲11ポイント)
アメリカ市場は2日続けての下落。
FOMCメンバーのクリーブランド連銀メスター総裁、
リッチモンド連銀ラッカー総裁が、相次いで年内の利上げに
積極発言を行い、それに嫌気をさした株式市場が
売られる展開となりました。
値下がり銘柄には3M(▲1.92%)、ベライゾン(▲1.20%)、
シェブロン(▲1.15%)、マクドナルド(▲0.99%)といった、
高配当で知られる銘柄が値下がり率の上位を占めました。
尚、金価格(XAU/USD)が急落。
夏以降1,300ドルを割ることなくレンジ相場を形成していましたが
一気に急落し1,260ドル台に突入しました。
金価格の下落が一時的なものか、それとも今後のリスクオンの
シグナルを発しているのか、注目です。
金曜に米雇用統計が控えている中
10/6からG20がワシントンで開催予定です。
雇用統計明けまでは大きな値動きが無い、と予想される中、
G20での政府高官等の発言で大きく市場が動くケースもあるので、
注意が必要です。