WTIの高値更新を追い風に株価上昇
10月19日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 18,202ドル(+40ドル)
・S&P500 2,144.2ポイント(+4.6ポイント)
・ナスダック 5,246.4ポイント(+2.5ポイント)
19日は足元50ドル付近で一進一退の攻防を続けていた
原油価格(WTI)が、一時51.9ドル代まで上昇し
6月に付けた高値を更新しました。
原油価格(WTI)の上昇が追い風となり
ダウ平均とS&P500、ナスダックは揃って上昇しました。
ただしダウ平均を押し上げたのは、主に金融・保険株。
ダウ組み入れ銘柄では
上昇率1位のアメリカン・エキスプレス+1.95%を始め
上昇率トップ10の中の5社が金融・保険株となりました。
原油価格及び株価は好調でしたが
当日発表された住宅着工件数は
前月比9.0%減と市場予想を下回る結果に。
2か月連続で数字が落ち込んでいるため、今後のアメリカ経済は
簡単に楽観視できる状況ではないと言えます。
株式市場は上昇基調にあるものの
米国経済のファンダメンタル的な弱さが散見され始めています。