日経平均は4日ぶりの下落 富士通が大幅上昇
10月27日(木)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 17,336円(-55円)
・TOPIX 1,382.0ポイント(-0.6ポイント)
・東証1部出来高 17億120万株
・同売買代金 1兆9449億円
・同値上がり909銘柄、値下がり927銘柄、変わらず146銘柄
27日の日本市場は、4日ぶりに下落。
昨日まで3連騰した日経平均は、押し目を入れる形となりました。
為替市場もドル円相場が104円代半ばでレンジ相場を形成しており
決算発表も開始されている中
市場のムードとしては動きがたい状況です。
引け後は、ドル円は104円後半まで来ています。
円安への流れが継続しています。
売買代金は2兆円割れながらも
この相場でも1.9兆円代は維持しており
売買代金の雰囲気は改善傾向にあります。
方向性のない中で富士通が+7.83%と
日経平均採用銘柄でダントツ1位の上昇。
後場の最中に発表した
収益改善の中間期決算が材料視されました。
日本市場も決算シーズンに突入しており、米国同様に
方向感のない中で企業業績の発表に個別株が反応する
という相場が継続する見通しです。
米国企業の決算は、企業によってマチマチです。
日本企業の全体的な決算の方向がどのようになるか
企業収益の改善が株価上昇の推進力にもなるので
今後注目していきたいと思います。