ブラックフライデーの不振を背景に3指数ともに下落
11月28日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,097ドル(-54ドル)
・S&P500 2,201.7ポイント(-11.6ポイント)
・ナスダック 5,368.8ポイント(-30.1ポイント)
28日の米国市場は3市場揃って下落。
ダウ平均は54ドル安となり、連騰記録は4営業日でストップ。
感謝祭明けの実質的な相場は、下げからスタートとなりました。
ファンダメンタル的には年末商戦の第一波である
ブラックフライデーの平均支出が、昨年比で減少したことが
株価に対して冷や水を浴びせる結果となっています。
ダウ構成銘柄の値下がりランキングでは、
1位ビザ(-1.31%)
2位アメリカン・エキスプレス(-1.00%)
9位JPモルガンチェース(-0.65%)
とトランプ相場を牽引した金融株が下落を主導。
先週末の全体的な株価の上昇時に、金融株は上昇に
乗れませんでしたが、トランプ相場も材料出尽くしとなる
可能性もあります。
元々今週は、12/2(金)に雇用統計が控える中で
11/30(水)にOPECの総会が予定されており、ポジションを
一方向に傾けにくい週となっています。
それぞれのイベント・指標を挟み、相場展開が変化する
事態に留意が必要です。
今週は各発表日や内容に留意しながら、相場の方向性を
探っていきたいと思います。