トランプ相場の主役銘柄が揃って上昇もエネルギー不足
11月29日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,121ドル(+23ドル)
・S&P500 2,204.6ポイント(+2.9ポイント)
・ナスダック 5,379.9ポイント(+11.1ポイント)
29日の米国市場は3市場揃って小幅上昇するも
昨日の下落を取り返すことはできませんでした。
小幅上昇にとどまった米国株ですが、ダウ平均の
採用銘柄の上昇率を見ると、トランプ相場銘柄の
巻き返しが目立った1日となりました。
3位ファイザー(+1.20%)
5位JPモルガンチェース(+0.77%)
7位ゴールドマンサックス(+0.67%)
8位メルク(+0.63%)
製薬会社株、金融株がダウ平均の上昇を牽引しています。
しかしダウ平均ベースでは28日は-54ドルであり
価格面では半分程度しか取り戻せておらず、トランプ相場時の
ような勢いはありません。
尚、30日にOPEC総会を控える中、原油価格(WTI)は
46ドル台から、一時的に44ドル台にまで急落。
神経質な値動きが続いています。
各状況証拠からは、これまで買い一辺倒の相場は
終わりを迎えつつある可能性を有しています。
明日のOPEC総会、そして雇用統計と、株価はどのように反応
するのか、充分に注意を払う必要があると感じています。