サヤの逆張りと順張り
たまには、投資コラムでサヤ取りの事も書かないと怒られそうなので
今日は、サヤ取りのネタでコラムにしてみます。
サヤの逆張りと順張りについてです。
順張り、逆張りという言葉はご存じでしょうか?
順張りというのは、トレンドに沿って乗っかることで
今後も、今のトレンドが継続することを狙って仕掛ける事です。
例えば、今は日経平均株価が順調に伸びていますが
まだ、日経平均株価が順調に伸びると予想して
買い側で仕掛けることを順張りと言います。
流れに沿った仕掛けになるので、一般的には勝率が高いのですが
予期せぬ暴落が訪れると、損失が大きめになってしまうのが特徴です。
逆張りというのは、トレンドと逆らった仕掛けで
そろそろ天井だろうと読んで、反転しそうなタイミングで仕掛ける事。
これが逆張りになります。
逆張りの場合は、勝率が低いのが特徴です。
なぜなら、天井を読むというのは簡単なことではないのですが
上手く天井を読めると利益が大きいという特徴があります。
ただ、サヤ取りの場合は、少し状況は動きが違うので
一般に定義される順張り、逆張りとは違いがあります。
サヤ取りの場合は、まず基本は逆張りだけです。
周期的なサヤを狙って、サヤの天井と思われるところで仕掛ける。
だから逆張りの仕掛けが基本になります。
サヤが拡大傾向にある、もしくは既に順当なサヤ縮小傾向にあるところで
仕掛ければ順張りということになりますが、私は逆張り派です。
周期的なペアをを狙っていくということであれば
サヤ取りは、全て逆張りであるべきです。
なぜなら、周期的なサヤであれば
天井圏は割と容易に推測することができるので
ド天井狙いで仕掛ける事が可能となります。
だからこそ、サヤの周期性というのが大事です。
しかも、逆張りにも関わらず、周期性があるペアであれば
それなりの勝率を確保できるというのが
非常に良いところでもあります。
サヤ取りは、周期的な動きのペアを狙って
逆張りで天井を狙うというのが、王道の仕掛け方法です。
※投資コラムは、柿田の経験に基づき、サヤ取りだけに限らず
様々な投資や事業を通じての気付きをご紹介していきます。
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