ダウ平均20,000ドル手前で大幅安
12月28日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,833ドル(-111ドル)
・S&P500 2,249.9ポイント(-18.9ポイント)
・ナスダック 5,438.5ポイント(-48.8ポイント)
28日のアメリカ市場は全面安の展開。
ダウ平均は寄付きは高く始まり、20,000ドルまで
約20ドルという地点まで迫りましたが
節目の20,000ドル付近からの売り物に押され
相場は反転。
その後、年末相場で買い注文も少ない中で
下落が止まらず、最終的には-111ドル安という
大幅な安値で引けました。
ダウ平均採用銘柄において、上昇したのが
トラベラーズ・カンパニー(+0.08%)のみであり
思わぬタイミングでの株価の大幅下落に
見舞われることとなりました。
ただし休み明けのイギリス市場、ドイツ市場はともに
大きな下落にまでは至っておらず、アメリカ市場単独
での大幅下落に留まりました。
年末相場でもあり、本日の大幅下落が相場反転のサインと
なるか、上昇相場の戻しに留まるかの判断は現段階では
できません。
ただしダウ平均20,000ドル付近での売り圧力の強さを
確認することとなった1日となりました。
年末、20,000ドルをつける期待が働いていましたが
思った以上に、やや大きめな下落になって
20,000ドル到達で終わるのが、難しくなった気配。
この流れは、日本市場に確実に影響してくるでしょう。
2016年12月29日