為替が円安方向に戻しが入り、約100円の値上がり
2月1日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,146円(+105円)
・TOPIX 1,527.7ポイント(+6.1ポイント)
・東証1部出来高 20億3217万株
・同売買代金 2兆5281億円
・同値上がり1,162銘柄、値下がり694銘柄、変わらず146銘柄
1日は日経平均で約100円の値上がりとなり、3営業日ぶりに上昇。
トランプ大統領他の為替に対する発言で、昨晩ドル円が
112円台に突入しており、日本市場は日経平均で100円以上の
値下がりにて寄付き。
しかしその後、ドル円が113円台を回復し、円高傾向が
一服し、それに合わせるように株価も上昇しました。
後場の寄付きは前日比プラスでスタートし
後場は下がることなく上昇の結果、3営業日ぶりに上昇での
終了となりました。
円高から円安の戻りに後押しを受けた形の日本市場ですが
売買代金は若干増えたとはいえ2.5兆円。
今週は今晩のFRB政策金利発表及び金曜の米国雇用統計を
控えており、市場参加者は一方向に資金を投入しがたい
状況が継続しています。
トランプ大統領本人及び側近から、ドル高是正のための
為替に対する言及が増えつつあります。
ドルの下落が円高を引き起こし、株価の下落に繋がる傾向が強い
日本市場においては、今後もトランプ大統領他の為替に対する
発言には十分に注意すべきと考えます。