円高の進展で200円超下落、日経平均19,000円割れ
2月2日(木)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 18,914円(-233円)
・TOPIX 1,510.4ポイント(-17.3ポイント)
・東証1部出来高 21億2818万株
・同売買代金 2兆5703億円
・同値上がり296銘柄、値下がり1,635銘柄、変わらず71銘柄
2日は日経平均で200円を超える値下がりとなり
19,000円割れとなってしまいました。
昨晩のアメリカ市場はFOMCにて殆ど動きの無い中で
為替市場がFOMCを契機に徐々に円高に進展。
午後には一昨日の安値付近の112円台に突入しました。
株価は前場は持ちこたえていたものの、円高の進展に
合わせるように後場から崩れ、最終的に19,000円割れで終了。
為替の動きが非常に不安定になっています。
トランプ大統領及び側近の発言から、政府及び日銀は
円安政策が今後取れなくなり、円安=株高、となる
傾向にある日本市場には、若干不利な状況となりつつあります。
尚、日経平均採用銘柄で下落率トップは日本板硝子(-8.69%)で
業績不振の中での増資報道が嫌気された形となりました。
決算発表が続く中、全体的には業績不振の銘柄が
売られている傾向にあります。
明日は晩に雇用統計が控えているため、値動きが停滞する
可能性が高いと考えられます。
無理なポジションを取ることなく、雇用統計明けの
月曜を迎えるようにしたいと思います。