小動きの展開の中で金融関連株が上昇
3月3日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,005ドル(+2)
・S&P500 2,383.1ポイント(+1.2)
・ナスダック 5,870.7ポイント(+9.5)
3日は小動きの展開の中、3指数ともに上昇。
しかし既に今週はひと相場終わった後の金曜であり
全体的に静かな1日となりました。
そんな中で注目のFRBイエレン議長の講演があり
3月の利上げを示唆。
為替市場はイエレン議長の発言を受けてドルが売られる
展開となりましたが、株式市場への影響は殆ど
ありませんでした。
ただ金利引き上げ示唆を受け、ダウ平均採用銘柄の上昇率では
3位ゴールドマン(+0.73%)
4位JPモルガンチェース(+0.72%)
9位ビザ(+0.29%)
と言った金利引き上げの恩恵を受ける金融関連株が
好調に推移しました。
トランプ大統領の議会演説、イエレンFRB議長の
講演の2つの大きなイベントが続いた今週でしたが
結果は株価大幅上昇で着地しています。
また意外な所では、今週は原油価格が約2ドル下落と
比較的大きな下落に見舞われています。
来週は金曜日に雇用統計、そして再来週にFOMCと
引き続き大きなイベントが控えており、今後もイベントに
注意しながら、日々の相場を見ていきたいと思います。