アメリカ市場は小動きの中、ヨーロッパ市場が上値追い
3月16日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,934ドル(-15)
・S&P500 2,381.3ポイント(-3.8)
・ナスダック 5,900.7ポイント(+0.7)
16日は3指数まちまちの値動きとなりましたが
基本的には小動きの展開。
FOMCを無事に通過したものの、ボラティリティが
戻りません。
ダウ平均も21,000ドル手前で足踏みしています。
ただし海外に目を向けると
イギリス市場(UK100)及び
ドイツ市場(GRE30)は高値をブレイクし
上値を追える状態となりました。
アメリカ市場同様に、両市場とも先週から
小動きの展開が継続していましたが、
漸く上方ブレイクを果たした形となりました。
しかし日足で見ると、両市場共に
上に長いヒゲが付いており、本格上昇と考えるには
時期尚早の可能性も有しています。
また16日は金価格(XAU/USD)が上昇。
金価格はFOMCを契機とする上昇トレンドを維持しています。
雇用統計とFOMCと言う、3月の大型イベント2つを
通過しても、依然として金融市場は小康状態が続いています。
ただし今後はトランプ大統領による予算案作成が
相場のテーマとなりそうです。
引き続き次のトレンドが生じる出発点を
見逃さぬよう、注意深く市場を見ていきたいと思います。