金融株が崩れるも大きな下落にまでは至らず
3月20日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,905ドル(-8)
・S&P500 2,373.4ポイント(-4.7)
・ナスダック 5,901.5ポイント(+0.5)
20日はダウ平均、S&P500は下落し、ナスダックが横ばいとなり
まちまちの展開。
しかしながらダウ平均は3営業日連続の下落となりました。
既に15日のFOMCで金利の引上げが発表されている中の
金曜日であり、相場を動かす材料に乏しい1日となりました。
ただしダウ平均採用銘柄の下落率を見ると
4位ゴールドマンサックス(-0.74%)
5位JPモルガンチェース(-0.72%)
6位トラベラーズ・カンパニー(-0.63%)
7位アメリカン・エキスプレス(-0.50%)
となりトランプ相場を牽引した金融保険株が総崩れ状態。
下落率は小幅であり、相場に対する影響は少なかったものの
トランプ銘柄の勢いも一段落した感があります。
雇用統計とFOMCという二大イベントを通過し、来週は
久しぶりに大きなイベントの無い週となります。
よって大きな話題が生じなければ、引き続き
小動きの展開が予想されます。
しばらく我慢比べの相場が続く可能性がありますが
辛抱強くトレンドが生じるのを待ちたいと思います。