イースター3連休後 3指数揃って大幅上昇
4月17日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,636ドル(+183)
・S&P500 2,349.0ポイント(+20.0)
・ナスダック 5,856.7ポイント(+51.6)
17日はイースターホリデー明けで3連休後の取引と
なりましたが、3指数揃って大幅な上昇となり
4営業日ぶりの反発。
連休の最中に、心配された地政学リスクの悪化要因が
発生せず、先週下げ続けた相場が一息入れた状態と
なりました。
ダウ平均では値下がり銘柄がエクソンモービル(-0.13%)の
1社だけとなり、金融株中心に全面高の展開となりました。
地政学リスクの顕在化とともに上昇の
金(XAU/USD)、原油(WTI)、VIX指数の3者もともに
下落し、先週上昇した各リスク指標も一旦
戻しを入れる格好となりました。
また為替はムニューチン財務長官の、長期的なドル高容認発言が
あり、ドルが買われる方向に。
地政学リスクに影響された相場が一休みした形と
なりましたが、本質的な状況は何ら変化がないので
注意が必要です。
ヨーロッパは休みが続いており、明日からが市場の本格
スタートとなります。
本日の戻りは一時的なものと捉えて
明日以降の相場に備えるべきと考えます。