イースターホリデーでアメリカ市場は休場
4月14日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 休場(前日20,453ドル)
・S&P500 休場(前日2,328.92ポイント)
・ナスダック 休場(前日5,805.1ポイント)
14日は欧米の主要市場はイースターホリデーの祝日の
ため、アメリカ株式市場は休場。
アメリカ市場の休場を機会に、現在の市場状況を
概観いたします。
地政学リスクの顕在化とともに株式指標は
ダウ、S&P500、ナスダック指数の3指数いずれも下落
を始めています。
一方でリスクに敏感な金価格(XAU/USD)は連日高値を
更新し年初来高値を維持しています。
また特に地政学リスクに反応しやすい原油価格(WTI)も
上昇をしており、節目価格の50ドルを突破して一時は
53ドルを回復するまでに上昇しました。
またリスク指標と言うべきVIX指数は、地政学リスクの
顕在化とともに上昇し、こちらも年初来高値を更新中。
金価格、原油価格、VIX指数のチャートから
リスクの顕在化を分かりやすい画像として
読み取ることができます。
今後については北朝鮮問題次第の面はありますが
注目すべきはVIX指数。
まだ上昇余地があるため
VIX指数の上昇=リスクの更なる顕在化、の余地があります。
北朝鮮問題が着地を見ない限り、当面地政学リスクと
向かい合う必要があります。
ニュース記事にも注意しながら、今後の相場状況を
観察したいと思います。