小動きの中で高値水準でのレンジ相場が継続
5月9日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,975ドル(-36)
・S&P500 2,396.9ポイント(-2.4)
・ナスダック 6,120.5ポイント(+17.9)
9日はダウ平均とS&P500は小幅下落となるも
ナスダックは上昇し、まちまちの展開。
高値圏での攻防が継続しており、ナスダックは最高値を
更新、またS&P500は場中に最高値の更新を果たすも
維持できずに下落となりました。
先週と一転し全体的には大きな値動きがない中で
原油価格(WTI)が下げ、原油関連株が下落。
ダウ平均採用銘柄の下落率トップはシェブロン(-1.50%)
となりました。
株式市場の動きのない中で、ドルインデックスが上昇。
フランス大統領選の第1回投票後、サポレジを下抜けした形と
なっていましたが、以前のサポレジ付近にまで上昇。
テクニカル的に再度下落を始めるのか、それとも
上昇トレンドに向け動くのか、重要な値位置に
到達しています。
また4月からドル円がドルインデックスと逆相関の動きが
続いていましたが、今週は相関する値動きとなっています。
リスクオン相場が一段落し、また今週は大きなイベントもないため
高値圏でのレンジ相場が2日継続しています。
次の値動きが上下いずれになるのか、周辺市場にも充分注意して
値動きを見守りたいと思います。