株価は小動きの中でVIX指数が史上最安値を更新
5月8日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,012ドル(+5)
・S&P500 2,399.3ポイント(+0.0)
・ナスダック 6,102.6ポイント(+1.9)
5日は3指数ともに小動きの展開、フランス大統領選挙で
マクロン氏が勝利し、材料出尽くしとなりました。
既に先週までに十分上げているアメリカ市場は、
マクロン氏の勝利には殆ど反応せず。
しかしながら材料出尽くしで売られる展開には至らず
これまでの高値圏を維持しました。
2週間続いたマクロン氏の勝利を織り込む
リスクオン相場は一息ついた形となりました。
為替市場ではドル円が円安方向に動いたものの
原油(WTI)・金と言った商品市場はそれ程動かず
金融市場全体としては、これまでのリスクオン相場が
小休止となりました。
そんな中でリスク指標のVIX指数が急落し、史上最安値を更新。
金融市場全体としては、依然リスクオンが継続していますが
VIX指数の状況からは、リスクオン相場もそろそろ
終了の可能性を考えるタイミングに来ています。
今週は大型の指標発表もないことから、このままレンジ相場に
突入の可能性もありますが、これまで続いたリスクオン相場が
どのような形で終了を迎えるかに注目したいと思います。