好調な雇用統計を受けS&P500とナスダックが最高値更新
連休明けですが、先週末のアメリカ市場を取り上げます。
5月5日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,006ドル(+55)
・S&P500 2,399.2ポイント(+9.7)
・ナスダック 6,100.7ポイント(+25.4)
5日は3指数揃っての上昇、特にダウ平均及びナスダックが
大きく上昇しました。
ただし上昇幅は少ないもののS&P500はナスダックとともに
最高値を更新しています。
雇用統計の発表日でしたが、結果は米国経済の強さが
再認識されることとなり、株式市場は全体的に値上がり。
ダウ平均は最高値更新はなりませんでしたが
21,000ドルを回復しました。
株高の流れはドイツ市場も同様であり
指数GER30は連日最高値を更新しています。
ただしイギリス市場はメイ首相の総選挙前倒し発表前の
水準を取り戻した段階です。
またリスクオンの状態の中で下げ続けてきた
原油価格(WTI)は43ドル台まで下げましたが、日足で大きな
下ヒゲを付けて一旦下げ止まりを示唆しました。
FOMC及び雇用統計を株式市場は追い風ととらえ株価が
伸びてきました。
週明け8日にはフランス大統領選挙の決選投票の結果が
判明しますが、それ以降も同様の流れが継続するか
どうかに注目。
リスクオン相場が2週間継続しており、来週初からの
相場の流れに注目したいと思います。