ダウ平均は下落 ナスダック指数が大きく上昇
5月1日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,913ドル(-27)
・S&P500 2,388.3ポイント(+4.1)
・ナスダック 6,091.6ポイント(+43.9)
1日はダウ平均が下落の一方で、ナスダックが大きく上昇し
最高値を更新。
この所好調のナスダックと、上昇が一服しているダウ平均の
値動きの非相関性が際立つ一日となりました。
ただしアメリカの株式市場の全体像を表すS&P500は
小動きとなりました。
ダウ平均採用銘柄で見ると
上昇率上位3社は
1位アップル(+2.04%)
2位マイクロソフト(+1.39%)
3位マクドナルド(+0.87%)
とハイテク株の上昇が目立ちました。
尚、金融株もゴールドマンとJPモルガンが
10位以内に入っており、ハイテク株と金融株が
上昇率のランキング上位となりました。
一方の下落率では
1位ボーイング(-1.32%)
2位ホーム・デポ(-1.12%)
3位IBM(-0.90%)
と特定の業種の下落は見られず、ハイテク株及び金融株を
除くと全体的には下落傾向となりました。
ダウ平均とナスダックの非相関関係が目立つように
なってきましたが、同傾向がFOMC及び雇用統計の値動きで
解消するのか、それとも当面非相関関係を維持するのか
今後の両者の値動きに注目したいと思います。