フランス大統領選後の相場が終了し落ち着いた1日
4月28日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,940ドル(-40)
・S&P500 2,384.2ポイント(-4.5)
・ナスダック 6,047.6ポイント(-1.3)
28日は3指数揃って下落しましたが、小動きの展開。
フランス大統領選挙の結果判明後、大きく動いた週の
株式市場ですが、金曜日には落ち着きを迎えることになりました。
株式市場のみならず為替市場及び商品市場もそれほど
大きな値動きを見せず、金融市場が全体的に一相場が終わった
状態となりました。
ヨーロッパ株もドイツ、イギリスの両市場ともに
大きな動きは無く、世界的に落ち着いた金曜日となりました。
来週は5月3日にFOMCでの政策金利発表、5日の雇用統計が
控えており、ファンダメンタルイベントが多い週となります。
FOMCでは金利引き上げは予想されていないため
メインイベントは5日の雇用統計であり、雇用統計に向けた
値動きが生じることが予想されます。
また依然、北朝鮮問題は燻っており、来週の日本はGWですが
海外市場は通常通り開いており、大きな値動きが生じる
可能性があります。
まずは週初にリスクオンモードとなった金融市場が
どのタイミングでリスクオフモードに切り替わるのか
そのタイミングに十分注意したいと思います。