3指数揃って小幅安の一方、ドイツ市場が高値更新
6月5日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,184ドル(-22)
・S&P500 2,436.1ポイント(-2.9)
・ナスダック 6,295.6ポイント(-10.1)
5日は3指数揃っての小幅安。
木曜にコミーFBI前長官の議会証言及び
イギリスの総選挙が控えており、投資家は積極的な
売買を手控えています。
ただしアメリカの株式市場は動きが無かったものの
ドイツ市場は指数GER30が高値を更新。
これまでイギリス市場が先行して上昇していましたが
追いつく形となりました。
これで英米独日の先進国の株式市場は
いずれも高値更新となりました。
ただし気になるのは金価格の上昇。
5日はそれ程上昇は見られませんでしたが
2日の雇用統計以降上昇が継続しており
株価は上昇していても、安直にリスクオンと
言える状況にはなっていません。
しかしVIX指数は歴史的な安値圏にとどまっており
判断が難しい状況となっています。
先週末の雇用統計をきっかけに株式以外の周辺市場が
動きを始めていますが、まだ明確な市場のメッセージは
表れていません。
木曜日に大きなイベントが2つ控えており、今週は
小動きの展開の可能性が高くなりそうですが
株式市場だけでなく周辺市場の状況も特に
注意深く見守りたいと思います。