原油価格の下落の中、ハイテク銘柄が相場を牽引
6月2日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,206ドル(+62)
・S&P500 2,439.0ポイント(+9.0)
・ナスダック 6,305.7ポイント(+58.9)
2日も3指数揃っての上昇となり、6月に入っての
株式市場は好調に推移し、3指数ともに高値を更新しました。
雇用統計の発表があり、5月の新規雇用者数が事前予想18万人に
対し13.8万人との結果になりました。
為替市場は本結果に対してドルが売られる展開となりましたが
株式市場はマイナスには反応せず。
昨日同様上昇ムードが継続しました。
更に原油価格(WTI)も一時46ドル台にまで下落しましたが
株式市場には影響ありませんでした。
株式市場を牽引したのはハイテク株。
ダウ平均採用銘柄の上昇率ランキングでは
1位マクロソフト(+2.37%)
3位アップル(+1.48%)
となりました。
一方、ハイテク銘柄の上昇の一方、エクソンモービル、シェブロン
ゴールドマン、JPモルガンチェースと言った、トランプ相場の
牽引銘柄は、下落率ランキングにランクインし振るいませんでした。
雇用統計も無事株価上昇で乗り切ったアメリカ市場となりました。
相場の現水準の維持は可能なのか、雇用統計の週がピークを付ける
こともあるので、来週前半の値動きには注意したいと思います。